お祝いとセットで考える?結婚内祝い

結婚内祝いの本来の意味

お祝いを別に頂いて、さらに結婚式にご祝儀を持参して参列していただいた場合、引き出物を「お返し」と考えるのなら、セットで考えてしまってかまいません。しかし、引き出物(結婚内祝い)の本来の意味はというと、家の中で起きた喜びを、親しい人たちへ幸せのおすそ分けをすることも含め、ご報告するということを意味しています。単なる「お返し」とは違った意味を持っているということを覚えておきましょう。特にご高齢者は、本来の意味で捉えていることも多いので、頭に入れておきましょう。ただし、若い方などでは内祝いの意味をお返しと考えているのが一般的なため、もし、お祝いの額が大きくて気になるようであれば、引き出物以外に後日、別に内祝いの品を贈るようにした方が良いでしょう。

報告したい相手に結婚内祝いを贈ってもOK

なかには、お祝いは頂いていないけど、結婚の報告をしたい相手がいるかもしれません。本来の意味を知っていれば納得できることなので、結婚内祝いを贈っても構いません。しかし、本来の意味を知らない若い世代には「何もあげていないのに、なんで?」と、かえってあてつけがましく思われてしまったり、戸惑わせてしまうことになるかもしれません。せっかく好意で贈るものなので、相手に不快な思いをさせないようにしたいですね。結婚内祝いを贈る際には、メッセージカードなどを添えて、内祝いの趣旨を伝えつつ喜びのご報告をした方が親切でしょう。贈る相手との関係性や、贈るタイミングにも配慮することで、相手も快く受け取ってくれることでしょう。